日本の若者たちがギターを抱えて歌いだした、昭和30年代。
豊富に外国曲を聴いて育った世代が、自ら歩き始める。
風 坂崎幸之助
作詞:北山修 作曲:端田宣彦
昭和44年・はしだのりひことシューベルツ
人はただ一人 だびに出て
人はふるさとを振り返る
ちょっぴり悲しくて振りかえっても
そこにはただ風が 吹いているだけ
人はだれも人生につまづいて
人はだれも夢破れ 振りかえる
プラタナスの枯葉舞う冬の路で
プラタナスの散る音に振りかえる
帰っておいでよと 振りかえっても
そこにはただ風が 吹いてるだけ
何かを求めて振りかえっても
そこにはただ風が 吹いてるだけ
吹いてるだけ 吹いてるだけ
吹いてるだけ